熱中症に注意して!

こんにちは!Chocoです。
いよいよ夏本番ですね。新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症にも注意しなければいけない時期となりました。
そこで今回は

熱中症

について軽くまとめたいと思います☆

熱中症とは、体温が上がってからだの中の水分・塩分バランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かなくなってしまうことで生じる臓器障害などのことを言います。

ふつう、体温が上がったときは、汗をかいたり皮膚表面の血管を拡張させて、皮膚表面から熱を放出することによって体温を下げます。しかし、あまりに暑すぎる環境に身を置くと、このような体温調節機能がうまく働かなくなり、体に熱がどんどんこもってしまいます。また汗のかきすぎで脱水になったり塩分バランスが崩れると、筋肉や重要臓器の正常な働きまでおかしくなってしまいます。とても危ない!!
以下に、熱中症の重症度分類を載せます。
Ⅰ度<Ⅱ度<Ⅲ度 の順に重症度が高くなります。
脱水による血液量減少で一時的に脳血流が不足する「立ちくらみ」や「欠伸」、からだの中の塩分バランスが崩れることで筋肉がうまく働かなくなる「筋肉痛」「こむら返り」。これらが重症度Ⅰ度です。いちばん軽症とはいえ、すでに脳には影響が出ているのです.......怖くないですか?Σ(゚ロ゚」)」
さらに脱水がすすみ、頭痛やからだのダルさが起こってくると、重症度はⅡ度に上がります。ここまでくるとアレ?もしかして熱中症かな?と気づく人が増えてきますね。ただし「まだ大丈夫」と思わないで、もう重症度的には病院に行って!というレベルです。
高体温、水分・塩分バランスの崩れがさらにすすむと、重要臓器障害(Ⅲ度)に及びます。重要臓器とは、脳や肝臓、腎臓などを指します。特に目に見える重要臓器障害は脳で、意識障害があたります。意識障害って、人が倒れてる!返事がない!ってだけじゃないのですよ。判断力のにぶり、会話の流れが変など、意識障害にはさまざまな状態があります。意識障害はまわりの人が気づくことがほとんどだと思うので、ぜひ皆さんにはしっかりと知ってほしいです!
※意識障害についての記事は↓を見てね。

大切なことは、まず予防!
夏前にできることは、睡眠をしっかりとること。しっかり栄養を摂ること。適度に運動をすること。それから、だんだんと暑くなる環境に敏感になることかな、と感じます。これは難しいところなのですが、私は少し暑いなと思ったらすぐに冷房はつけません。理由は、「今つけちゃったら一番暑いときどうするのさ!」ということなんですが(笑)少しは暑さに体を慣らしておきたいのです。ただしお子さんや高齢の方、病気を患っている方はあまりお勧めしません。前述の睡眠、栄養、適度な運動でじゅうぶんOKだと思います( b・ω・)b

今はテレビなどからの情報で、今日は熱中症の危険が高い、ということは事前にわかりますよね。それを参考にして、「気をつけよう」という気持ちを持つことが重要です。
そして、帽子や日傘を忘れずに携帯しましょう。団扇や扇子、小型扇風機やひんやりタオルなどを使うと体温を下げる助けになります。(Chocoは今日、首の後ろに冷えピタを貼っている人を見かけましたw)

冷やす場所として効果的なのは、太い動脈がからだの表面近くを走っている首筋・わきの下・足の付け根(+ひざ裏や足首も良いかな)です。そこに霧吹きで水をかけたあと風を当てたり、アイスノンなどで直接冷やしたりすると、より早く血液が冷やされてからだを巡ります。

水分補給は少しずつ、頻繁に。汗をたくさんかく場合は塩分の入ったものを飲みましょう。例えばポカリやアクエリアス、ソルティライチなど。逆に、カフェインが多く含まれているコーヒー飲料やお茶、アルコールは利尿作用といってからだから水分を尿中に出すはたらきを強めてしまうのでNG。

★まとめ★
・熱中症の正しい知識で早めに気づこう
・ふだんから環境変化に強いからだをつくろう→睡眠、栄養、適度な運動!
・効率の良い暑さ対策を→日傘や帽子などのグッズ、飲み物、衣服

いかがでしょうか?
この記事を通して、少しでも実践に役立てられたり、「知るって楽しいな」と思っていただけたらとても嬉しいです(*^_^*)
コロナ禍で医療はひっ迫しています。少しでも自分が苦しまないように、出来ることからはじめてみましょう\(^o^)/

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