医師国家試験予備校の決め方
こんにちは!Chocoです。
今年も合格発表が出ましたね。117回から禁忌が2問になったそうで、それでどれくらい絞れるのか謎ではありますが(笑)合格された方はおめでとうございます!来年に期待という方は、今からどれだけ早く動き出せるかがカギになってきますよ!
今回はそんな方の背中を押せたら!…という記事にしてみました。
医学生・既卒生のみなさん、予備校は利用していますか?
大体の人が利用している医師国家試験予備校。有名どころが複数あって決めるのに迷っている、または決め手がないままなんとなく決めてしまってモヤモヤ…という方もいらっしゃると思います。
Chocoも悩みました。そして結果、成功しました。
そこで今回は、決め方のひとつの考え方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね( •⌄• )
医師国家試験予備校の決め方
〜目次〜
①充分に情報収集しよう
②お試し授業を積極的に受けよう
③どこにしても軸は「基本の充実度」
④通うなら「ハードとソフト」に注目
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①充分に情報収集しよう
大学に入り、予備校について一番最初に聞く機会がありそうなのは大学の先輩ではないでしょうか。きっと先輩方も苦労して予備校を決めたり、さらに上の先輩から情報をもらっているはず。まずは先輩から話を聞いてみましょう!また、レジュメ(説明部分)のコピーなどを早くからもらえるとラッキー☆特に、のちのちみんなの評価が分かれる産婦人科、小児科、公衆衛生などは複数の予備校のテキストを比較すると◎。
ただし注意してほしいのは、先輩の主観は棚上げにすること!
以下はChocoが実際に先輩から聞いた言葉です↓
「A予備校はあんま良くないよ。○○君や○○さんが通っていたけど、受からなかったし」
「B予備校はイマイチ分かりにくいんだよね。授業もつまらないから、ドロップアウトする人も多いよ」
こういう言葉を聞くと、そうなのか〜…と思ってしまいがちですよね。それで実際に授業を体験する前に(ここは前評判よくなかったからパスしようかな)とか(ここは分かりにくいんだったな、やる気わかないなー)とか、自ら選択肢を狭めてしまう行為になりかねません。それこそ残念!
知り合いが受からなかったことや先輩にとって授業がつまらなかったことは、自分がその予備校を選ばない決め手にはなりません。あくまで統計として聞きましょう。ちなみに上記の話のオチは、○○君や○○さん、そして先輩みんなそろって適当に授業を受けていたことがあとから分かりました(;´Д`A
正直なところ、聞く人も多少選んだ方がいいかもなー…とは思います。。
②お試し授業を積極的に受けよう
学生の方は、大学によっては複数の予備校から講師を招き、軽く講義をしてもらう機会もあるかと思います。また、お試し映像授業が無料で視聴できたりする予備校もありますよね。こういったお試し授業は幅広く受けてみるが吉!と思います。
①で収集した情報は客観的なものです。重要なのはあくまでどれが「自分に合うか」についての決め手を得ること。そのためには身をもって体験するのがいちばん効果的(゚ー゚)(。_。)ウンウン
③どこにしても軸は「基礎の充実度」
受験のノウハウや予想問題がどこまで突き詰められているか、という点はとても気になりますよね。ものすごくよく分かります。しかし、それらよりもまず見るべき点は「基礎」だと思います。
ただ疾患のエッセンスが羅列してある表の集まりのような授業(テキスト)よりも、パッと見て解剖生理から疾患、病態、治療へと流れるように描かれた授業(テキスト)のほうが断然わかりやすい!.......というように、基礎から穴を潰してくれているか?という点はかなり重要だと思うのです。
と言うのも、私自身が基礎の重要性を強く実感したからです。3,4年時にモチベーションが下がってしまい、疾患の基礎を怠ってしまったChocoの成績は伸び悩みました…。しかし予備校の力を使って基礎を徹底的に見直したところ、成績はあっという間に安定したのです✧٩( 'ᴗ' )و ✧そのまま国試もGOAL!
このように、国試においても基礎無くして合格は遠いと私は思います。ぜひ基礎の充実度を重視して予備校を選んでみてください!
④通うなら「ハードとソフト」に注目
既卒生の方向けの項目になりますが、もし通う形で予備校を選ぼうと考えているならば「ハード面とソフト面」に注目してみてください。
ハード面とは交通の便、校舎や自習室の雰囲気のこと。無理なく通えるか?オンオフの切り替えがしやすい雰囲気か?
特に、通うか映像授業のみにするか等で悩んでいる場合は、「朝方の生活」をキープできるかどうかをポイントに考えて!国家試験は朝から晩まで続きますから、その時間帯に全力を出し切れる自分になる必要があります。朝きちんと起きて予備校まで通い、日中〜夜まで勉強し、家に帰ったらちゃんと休む。場所でメリハリをつけるのもオススメです(˶ˊᵕˋ˵)
ソフト面とは授業以外のサポート体制のこと。学習計画や成績考察、メンタルサポートはどのようになされるか?
このあたりが自分に合っているかが、1年間通うにあたり重要になってきます。
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予備校はできるだけ1つにしぼった方が良いでしょう。焦りから、あれもこれも…となってしまいがちですが、そうすると勉強スタイルに統一性がなくなってしまいます( ´›ω‹`)軸がある方が方向修正などもしやすいと思うので、自分がここと決めたらその予備校のテキストや勉強スタイルに統一しましょう。
ただし、「色々見たけど、公衆衛生だけはコッチの予備校の方がわかりやすかった!」等あるなら、迷わずプラスすべし。その際プラスした方の授業およびテキストにしぼって、軸にしている予備校のその科はやらない!中途半端にどちらもやって終わらなくなる方が残念です。おそらく公衆衛生や産婦小児あたりでこういうことが起きうると思うので、どうしても捨てきれず両方やりたいのであれば、その前の内科を早めに終わらせて余裕を作りましょう。(※以下はやる気と余裕がある人だけ参考にしてね.......Chocoは公衆衛生だけ、予備校Aの授業を軸に、予備校Bで学んだノウハウや補足知識をAのテキストに書き込む形で補てんしました。)
いかがでしたか?
今回残念だった方は悲しみの中すぐ説明会だったり動かないといけなくて大変だと思いますので、なるべくポイントを絞って書いてみたつもりです。
この記事が1人でも多くの医学生の背中を押せますように!
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