救急ちょこちょこ
こんばんは、少しお久しぶりです;Chocoです( ´ ▽ ` )ノ
4月に入り新生活を始めた方もいるのではないでしょうか?私もそんな感じで、この1週間は毎日があっという間でした( ゚Д゚)
前回、頭痛の記事で「あわせて確認しておきたい事項」を書きましたが、まずはその答え合わせからいきましょう!
・医療面接で、痛みが主訴のとき、細かく質問するのはどんなこと?
⇒医学英語の授業などで触れたのではないでしょうか?OPQRST法です^^
O…Onset:どんなふうに発症した?(急に、徐々に)
P...Provokes:増悪・軽快因子は?
Q...Quallity:質は?
R...Region:場所は?
Radiation:放散痛は?
Related symptons:随伴症状は?
S...Severity:程度は?(10点満点のスケールを使う)
T...Time:持続時間は?今までに増悪/軽快しているか?
・NSAIDsの薬理作用、副作用とその治療は?
⇒アラキドン酸カスケードを覚えよう!COXの作用でPG(プロスタグランジン)になりますよね。ポイントはCOX-1経由では胃粘膜保護作用があること。ゆえに消化管潰瘍という副作用がある。
また、リポキシゲナーゼの作用でLT(ロイコトリエン)もつくられ、鼻炎に関係しているのですが、併せて気管支拡張作用も持っているため、副作用として気管支喘息の増悪も覚えておく必要があります!
さてさて、今回は救急のお話を少し。ショックと敗血症スクリーニングについて書きたいと思います✧٩(ˊωˋ*)و✧
ショックでポイントになるのは、血行動態かなあ。
循環血液量減少性/心原性/閉塞性/血液分布異常性 の4つに大別されるなかで、「心拍出量」「末梢血管抵抗」「中心静脈圧」は比較できるとよいと思います。基本はYNに記載されているので割愛するとして、心拍出量について補足しておきます。
基本的に心拍出量は低下しますが、血液分布異常性は初期に代償性に増加するので注意してくださいね!ちなみに血液分布異常性ショックとは、アナフィラキシーショック・神経原性ショック・敗血症性ショックがあります。
あ、神経原性ショックでは除脈になることも忘れずに☆
敗血症というワードが出てきたので、qSOFAについても言及しておきましょう。
qSOFAとは、ICU以外で行う敗血症スクリーニングのことを指します。SOFAと違って項目が3つしかないのが嬉しいところ♪
・意識レベル↓
・呼吸数 ≧22回/分
・収縮期血圧 ≦100mmHg
このうち2つを満たせば、敗血症と判断されます。点数が高いほど重症度も上がります。
眠いせいか、文章が単調になってしまった気がする( ̄∀ ̄)
今回はこのへんで~~
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